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低音デュオ第10回演奏会

2018/05/02
 

低音デュオという名のコンサートシリーズがあります。 その名の通り、低音ふたりの演奏会です。

 

低音デュオ ©Lasp Inc.

低音デュオ 第10回演奏会

2018年4月25日 杉並公会堂

 

低音デュオ。デュオというのは二重奏の意味。

低音のひとつは、見てのとおり、ラッパです。
チューバという、低音用の大きなラッパです。

そして、ラッパの向こうにいる人は…

現代音楽を得意とする異色のバリトン、松平敬。

 

 

 

舞台の上には、なにやらいろんなものが並んでいます。

低音デュオ ©Lasp Inc.

 

 

低音デュオ ©Lasp Inc.

 

カラフェやグラスやボトル… 演奏の合間に水を飲むためではなく、

これらすべて、演奏に使われます。
打楽器奏者が出演しないはずなのに、打楽器もありますね。

 

 

リハーサル中の低音デュオ ©Lasp Inc.

 

 

 

 

松平敬 ©Lasp Inc.

 

松平敬 ©Lasp Inc.

 

松平敬 ©Lasp Inc.

 

松平敬 ©Lasp Inc.

 

 

 

 

さて、ラッパの方ですが、演奏者は 橋本晋哉。

橋本晋哉 ©Lasp Inc.

 

橋本晋哉 ©Lasp Inc.

 

橋本晋哉 ©Lasp Inc.

 

橋本晋哉 ©Lasp Inc.

大きなラッパを吹く姿、かっこいいですね☆

 

 

ところで、最初のほうの写真にもチラっと、変な楽器が写っていましたが、それは…

セルパン ©Lasp Inc.

セルパンという楽器です。

これは、いわゆる古楽器に属する低音のラッパで、チューバが発明されるずっと以前の、昔の楽器です。

フルートやサキソフォンは木管楽器なのに金属ですが、これは逆に、金管楽器なのに木です。
低音を出すには長さが必要ですが、まっすぐだと手が届かないのでこのように曲線になっています。

チューバの場合はぐるぐる輪にすることで長さを稼いでいますが、これはぐにゃぐにゃ曲げているため、

こんな面白い見た目になったわけです♪

 

橋本晋哉 ©Lasp Inc.

 

橋本晋哉 ©Lasp Inc.

 

 

低音デュオ ©Lasp Inc.

コンサートでは、このセルパンを使って古い古い曲も演奏されました。

 

 

 

 

低音デュオ ©Lasp Inc.

現代曲では、チューバの音やバリトンの声を銅鑼に反響させる効果も使われていました。

神秘的な響きがしていました。

 

 

 

こんなマニアックな演奏会がすでに十回目を数えるとはまったく驚きです。

今後も続けられると思わますので、注目しましょう。

 

低音デュオ ©Lasp Inc.

 

[プログラム]

高橋悠治:「明日も残骸」「しいんと」「ぼうふらに掴まって」(2018 委嘱初演)

稲盛安太己:忽然と(2018委嘱初演)

田中吉史:科学論文の形式によるデュオ(2009/2010)

徳永 崇:感情ポリフォニー(2016/2018 改訂初演)

山本和智:高音化低音(2017)

(2018年4月25日、杉並公会堂)

http://teionduo.net/

 

低音デュオ ©Lasp Inc.