Lasp舞台写真マガジン
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樋口達哉 テノール リサイタル 「熟成された美声 Vol.4」(王子ホール) Tatsuya Higuchi (tenor) recital

2018/12/15
 

オペラ界で活躍するテノール 樋口達哉 のリサイタル。種々のオペラ作品から選りすぐったアリアの名曲を歌いあげる渾身の舞台をLaspが撮りました!

©Lasp Inc.

樋口達哉 テノール リサイタル『熟成された美声 Vol.4』
2018年12月10日 王子ホール

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These are photographs of  the recital of an opera singer Tatsuya Higuchi (tenor) at Oji Hall in Tokyo.

10月にリニューアルされたばかりの王子ホール。
ステージにはピアノが一台。
リサイタルが始まる前の静かな場内が時間とともに聴衆で埋められていく。

開演を知らせる鐘の音とともに華やかな舞台は幕を開ける。

1曲目、マスカーニの「シチリアーナ」では樋口の姿はなく、ピアニストだけが舞台に上がる。
舞台に出ずに舞台袖で歌う、歌舞伎用語でいう「影唄」だ。
ロマンチックな演出である。

山岸茂人©Lasp Inc.

そして2曲目で登場した樋口達哉。プッチーニの「冷たき手を」を歌う。
いきなりの熱唱である。

樋口達哉©Lasp Inc.

オペラ歌手らしい堂々とした振舞いが貫録を見せる。

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

山岸茂人©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

オペラの名曲ばかりを集めたプログラムで、プッチーニを立て続けに歌い、そしてヴェルディを歌って、それから休憩をはさんでまたヴェルディ。
本人は「自分で自分の首を絞める選曲」と冗談気味に言っていたが、そんな全力投球の姿こそが樋口達哉の魅力でもある。

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

プログラム後半にはマスネ、ビゼーとフランスものも歌われ、最後はジョルダーノの「五月の晴れた日のように」で締めくくられた。

樋口達哉©Lasp Inc.

もちろんアンコールにも応え、全力で燃焼し尽くす渾身の舞台。
樋口達哉とオペラ・アリアの魅力を、文字通りに満喫する宵であった。

樋口達哉©Lasp Inc.

オーケストラのダイナミズムをピアノ一台で表現して支えた山岸茂人と、互いに讃え合って舞台は幕を閉じる。

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉©Lasp Inc.

樋口達哉
テノール歌手。二期会会員。
武蔵野音楽大学・大学院修了後イタリアに留学。
以後ヨーロッパ各地で様々なオペラ公演やコンサートに出演。
国内においても新国立劇場、日生劇場そして二期会を中心に活躍中。
武蔵野音楽大学、東京藝術大学講師。

2018年12月10日 王子ホール

Photographs by Atsuko Ito & Lyuta Ito (Lasp Inc.)
with FUJIFILM X-H1/X-T3

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