Lasp舞台写真マガジン
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日本フィルハーモニー交響楽団 第九交響曲特別演奏会2018 小林研一郎指揮 横浜みなとみらいホール

2018/12/29
 

年末といえば第九。日本フィルハーモニー交響楽団による第九をふたたびLaspが撮影。小林研一郎指揮による情緒あふれる舞台を御覧ください!

This is a concert of Beethoven’s symphony No.9 by Japan Philharmonic Orchestra directed by Ken-ichiro Kobayashi.

横浜みなとみらいホール©Lasp Inc.

みなとみらいホールには美しいオルガンがある。
ベートーヴェン交響曲第九番に先立って、コンサートはJ.S.バッハのオルガン曲で幕を開けた。演奏は石丸由佳。

石丸由佳 ©Lasp Inc.

休憩をはさんで、ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付き」。
日本の年末には欠かせない楽曲である。

第九といえばコントラバスの活躍が目を引く。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

 
もうひとつ忘れてならないのはコントラファゴット。まだ金管のチューバがなかった当時、管楽器で重低音を担うのはコントラファゴットであった。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

こうした大きな楽器が単に低音を補強する役割にとどまらず旋律的フレーズを奏でて活躍する様はベートーヴェンの交響曲の魅力のひとつであるが、演奏にはかなりの無理を伴う難曲だ。

コンサートマスターは木野雅之。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

指揮は小林研一郎。

小林研一郎/日本フィル©Lasp Inc.
小林研一郎/日本フィル ©Lasp Inc.


合唱は東京音楽大学。

東京音楽大学©Lasp Inc.

小林研一郎/日本フィル ©Lasp Inc.


指揮は小林研一郎らしく、表情に富み喜怒哀楽に満ちた豊かな音楽性を感じさせた。

小林研一郎/日本フィル ©Lasp Inc.

そして、バリトンの第一声とともに「合唱付き」交響曲のクライマックスが幕を開ける。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

 
ソリストは、ソプラノ:安藤赴美子 アルト:山下牧子 テノール:錦織健 バリトン:青戸知。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

第九のソリストは皆、短い歌唱時間の中で音楽の流れを決定づけるような際立つ役割を果たす。技術的にも高度で、歌手にとっても挑戦的だ。
そんな難曲を歌手たちは勇敢に歌い切る。
 

小林研一郎/日本フィル ©Lasp Inc.

小林研一郎の指揮は終始あたたかく人間味にあふれて、アグレッシブな要素の強い第九番を情緒豊かに包み込んだ。

小林研一郎/日本フィル ©Lasp Inc.

難曲を歌い切り、弾き切った演奏者たちに会場からの惜しみない拍手。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

小林研一郎/日本フィル ©Lasp Inc.

そっと指揮台の上に置かれた指揮棒に、音楽への深い愛が感じられた。

日本フィルハーモニー交響楽団©Lasp Inc.

2018年12月22日 横浜みなとみらいホール

Photographs by Atsuko Ito & Lyuta Ito (Lasp Inc.)
with FUJIFILM X-H1/ X-T3

無断転載ヲ禁ズ©Lasp Inc.