Lasp舞台写真マガジン
写真で楽しむ舞台芸術の世界

第22回JFCアンデパンダン(尺ルートとリコーダー)

2018/05/25
 

尺ルートとは何か? そして縦笛仲間、リコーダーも登場。 同じ縦の笛だが構造のまったく違う両者を、現代音楽の演奏会に見た。

JFC、日本作曲家協議会の演奏会が先日開催されました。
Laspでは、二夜にわたって行われた演奏会の、第一夜のプログラムの中からまず、「尺ルート」という楽器が登場する演目に注目。

 

そもそも、尺ルートって何???

 

と思われるでしょうけれど、その名のとおりです。

 

 

 

 

 

 

 

竹井誠©LaspInc.

 

 

 

 

 

竹井誠©LaspInc.

 

 

 

 

 

竹井誠©LaspInc.

 

尺ルートは今世紀はじめに発明されたらしき楽器です。
御覧のとおりで、フルートの頭の部分だけを尺八にしたものです…。

 

音色は尺八、音階はフルート。大雑把に言うとそんな感じです。

 

この日の演目は 佐野芳光作曲「ブルースの幻想(パート2)」。

ピアノ伴奏の曲で、尺ルートのほか、篠笛やアルトフルートも持ち替えて、少しずつ違う音色を楽しめる楽曲です。

三本、このように並べて演奏のスタンバイ。

竹井誠©LaspInc.

 

 

 

アルトフルートは、ふつうのフルートより太くて長い、音の低いフルートです。

竹井誠©LaspInc.

 

このように横に構えるフルートを縦にして吹く。

それが、尺ルート最大の特徴です。

 

竹井誠©LaspInc.

 

 

 

 

 

さて、この日は縦に構える笛がもうひとつ登場しました。

おなじみの、リコーダーです。

 

高橋明日香©LaspInc.

 

黒いので、学校で使うプラスチックのと同じように見えますが、これは木製です。黒檀です。黒檀のリコーダーは非常に艶があって奥行きのある良い響きを出します。

このときの演目は 橋本 信作曲「ストレンジ・シャドウII」。

リコーダーとハープのための曲です。

 

高橋明日香©LaspInc.

 

現代音楽というと無調でわかりにくく難しい曲ばかりの印象がありますが、最近はメロディアスな曲調の作品も多く、この曲もとても美しい音楽でした。

リコーダーとハープという組み合わせも綺麗な響きです。

 

高橋明日香©LaspInc.

 

 

 

©LaspInc.

 

 

 

高橋明日香©LaspInc.

 

 

見た目にも楽しめる、面白いコンサートでした☆

 

2018年5月9日

すみだトリフォニーホール