
[演劇] 流山児★事務所『コタン虐殺』 作・演出 詩森ろば 下北沢 ザ・スズナリ
詩森ろば作・演出。1669年のシャクシャインの闘いと1974年の白老町長襲撃事件を元に、過去と現代を重ね合わせながら、アイヌと日本人の関係を描きつつ現代の我々が直面している問題を浮き彫りにするエンタテインメント活劇。流山児★事務所が世に送る意欲作を、Laspの写真でご覧ください!
詩森ろばは語る。
「アイヌのことを知れば知るほど、日本人であることを嫌いになるけれど、それと同時にわたしは、心を振り絞り日本人であることを愛さなければならないと考えています。愛せるようにしなければとも。この国を自分の手のなかに取り戻したい。とても困難に感じるけれど、それが、いまやらなければいけないことです」
江戸時代から続く日本人によるアイヌへの差別と弾圧。
昭和の時代にアイヌ独立を叫ぶ青年活動家の独善。
なにが正義でなにが正しいのか。
人間の心に潜む堕落とそれを利用する権力。
そういったすべてが混じり合って、人々の心を傷付け、社会を歪め、歴史を汚していく。
詩森ろばはさらに語る。
「過去の過ちはどんな民族にもあります。しかしそれを繰り返し再生産していくことほど愚かしいことはありません。たくさんの文化や民族が共生していくことは、この先の時間のなかにあります。迫害した側であるわたしがアイヌを描き、そして俳優たちが演じる。その傲慢さも抱えて、それを希求します」
(詩森ろばの言葉は公演パンフレットより抜粋)
音楽は、鈴木光介による生演奏。
公演は2020年2月1日~9日まで。下北沢 ザ・スズナリにて。
公演情報(流山児★事務所オフィシャルサイト)
http://www.ryuzanji.com/2019/r-2002.html
2020年2月1日 下北沢 ザ・スズナリ にて撮影(ゲネプロ)
photographs by Lasp Inc.
with SONY α7Ⅲ/α7ⅢR
無断転載ヲ禁ズ©Lasp Inc.
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Lasp舞台写真株式会社は、舞台写真撮影を承ります。
創業二周年キャンペーンにつき、2020年2月末日までの撮影は通常の半額
25,000円+税 にて ゲネプロまたは本番の撮影を二名体制で行います。
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